札幌市に住む方が、ふるさと浦臼のお墓改葬をするお仕事に携わらせて頂きました。
一般的に建て替えは、お墓が傷んだ場合建て替えをするケースが大半です。
しかし、今回のお客様のケースはこれまでのお墓のデザインがあまり気に入っていなかったために
改葬(建て替え)をされました。
古墓
改葬後完成
昨今、都市部に移住するとお墓参りも困難になる(遠いなど)お墓も都市部に改葬する選択をされる方が増えつつある中
ふるさとにあるお墓をご先祖様が眠る、故郷の地に改葬されました。
インターネット社会が進みAIがすべてのモノにつながるという世の中で、
人の営みはかつてよりもスピード感を求められます。
居住地も都市部偏重社会となっております。
しかし、これからは答えのない時代!
未来永劫都市部に人口集中が進むとも限らない、また人の一生の中で
目まぐるしいスピード感の時代に変わらないものが自分にとってひとつくらいあってもいいのでは
それが、この度お客様が出した回答 故郷でのお墓 改葬
この度、お客様とお墓のお話を進め,設計・ご提案する中で
改めて時代は繰り返す、普遍的なこととは何か?など自分にも考えるきっかけとなるお墓づくりとなりました。
石碑本体:二風谷の自然石 周辺石材:秩父青鉄平石