生前墓から未来の家族墓へ
Posted: 2021.08.13
中田様の生前墓で建立をさせて頂きました。
お客様のご要望をお伺いして弊社でデザインいたしました。
背たけが小さ目でコンパクトなお墓ですが、
お墓の最も大切な機能であるカロート(ご遺骨が土に還る場所)は一般的な和型墓石の3倍程度の容積があります。
仮に将来子供たちの未来の家族みんなが入るお墓となっても3世代4家族みんなが入れるスペースを取りました。
デザインは極力シンプルにしたのは、お墓のメンテナンスで子供たちに将来迷惑をかけないようにという気持ちを表現しております。
「お墓参りに草むしりは当たり前、ご先祖様のお墓を掃除するのは子供たちの仕事」
という考え方も重要ですが、これからの時代の子供世代は世界中どこに生活の拠点を持つのかがわからない時代
明らかに以前よりも生活基盤の選択肢が広範囲になりつつあります。
そんな時代のお墓のあり方のひとつです。
お子さんが3人いるので、お墓の四方を墓誌機能として黒系の御影石で彫刻スペースを取りました。
もちろん、メンテナンスフリーのデザイン墓石なので、分家となる子供たちが新たにお墓を持つという従来の選択肢もあります。
弊社の新サービスである「お墓に家族の想いでの引き出しを追加するサービス」も
お客様がガラケーからスマホに変更予定とのことで
お墓が家族の和の象徴として、家族間でつなげるネット墓として今後、このお墓につなげる予定です。