上記のような出来事は、
『お墓を通じてつながる』 という事がひとつの予防策になると推測します。
現在建っているお墓は、お墓管理者や継承者以外にも、お墓参りされているというお墓がほとんどです。
しかし、ほとんどのお墓は、お墓の管理者の意志だけでお墓じまいされているのが実情です。
「お墓参りに行ったらお墓がなかった」という悲しい想いをする人たちが少しでも少なくなるように
という当社の思いからこのサービスを開始するに至りました。
このサービスは、当社のお客様には既存、新規のお墓に関わらず無償で対応いたします。
ただし、QRコードをお墓に貼り付ける等は、QRコード代として5,000円(税込)といたします。
どこの石屋さんで建立したかわからない場合でもご相談にのらせて頂きます。
サービスエリアは滝川を中心とした空知地方 札幌圏といたします。
お墓に関わる現状
シニア世代の終活ブームが広まっている一方で、お墓じまい・地方の荒れ墓という話題も残り続けています。
「先祖代々之墓」はあるとは聞いているけど場所がわからない」
「娘しかいないという理由で大好きな祖父のお墓が両親によって墓じまいをされてしまった」
「本家の(祖父母が眠るお墓など)お墓参りにいったらお墓がなかった」などなど。
お墓の問題は誰しもに起こりうる問題でありながらも当事者にならないと実感しずらいものです。
一方で2017年NHKのとある番組の調査では、お盆にお墓参りに行きたいかどうかのアンケートを各世代に取ったところ
30代~70代間でで、行きたいと答えた人は65%前後で10代・20代では70%を超える結果となっていました。
実際は、世間で考えられているよりも真逆の結果と言ってもいいのではないでしょうか。
実はお墓のあり方は、現代の核家族が定着した社会生活では身近に感じづらい事もあり、
親子世代間の情報共有が課題なのかもしれません。
またお墓の現状の課題解決と近年増しつつあるお墓じまいにストップをかけ、
それぞれの家族の遺産と文化を後世に残せるようにえたものが今回のアイディアです。
フェイスブックを活用してファミリーヒストリーを記憶
また2016年に当社で発表したフェイスブックを活用したSNS機能とつなげることで、故人を中心としたコミュニティーを形成ができます。
故人を起点とした人のつながりが生まれ、そのコミュニティーでは個人が共通の話題となり
人々の心の中で故人が生き続ける事が出来ますし、SNSを利用することによってお墓の場所や写真を閲覧することができ
共通の仲間にもシェアをする事が用意になります。
また、タイムラインとなっているので、家族の想い出が記録されますので、想い出が甦ります。
まとめ
このアイディアはお墓から物理的にも心理的にも遠ざかってしまった人が
先祖や祖父母や両親や恩師のお墓が身近に感じることが出来ます。
これにより、お墓参りという文化の継承や、お墓参りや先祖・故人・供養を通して得られるメリット
(アイデンティティ確立やメンタルヘルスの良化やストレス軽減など)
が人々の生活につながる役割を担う事ができます。
そして人と人とがつながる起点ともなることが出来ます。
多様的で流動的なWebサービスとお墓を組み合わせることで、社会生活にマッチしたお墓と付き合う事ができ、
離れて生活する家族や親族との交流をも促進するきっかけとなるだけではなく、居住地域の近くや都心部でなくとも、
ふるさとや想い出の土地、緑のある場所や自然の中にお墓をもつことができるでしょう。
お墓が人々の想い出や記憶とリンクするデバイスとなります。