墓相のお墓を改葬いたしました。
最初はお墓じまいのご相談でした。
墓相の考え方は、多くの流派があるので一概には言えませんが、
先祖供養塔(右端の宝篋印塔)があり、その横に夫婦墓を初代 二代目 三代目と
子が親のお墓を建てて行くという事で家の永続繁栄と世代の絆づくりのお墓です。
現実的には、墓相の意義や意味を子孫に伝えていく必要性がありますが、
その考えが継承されなければ、又は時代に適合しなくなれば
今ある一般的なお墓のカタチにリノベーションしたいと考えている方も多いのです。
今回のお墓の改葬も一つの例です。
墓所は同じ空知太墓地の山の上から利便性の良い墓所へ移転しました。
先祖代々墓の宝篋印塔はとても芸術性と歴史があるので、納骨カロートを新規に作成。
向かって左に、名字が違っても入る事ができる集合墓を、既存の墓石を使用して自社でデザイン墓石にリノベーション。
これまでのこのお墓の歴史の風合いを生かし、今後のお客様の利便性に適合した機能性のあるお墓に改葬できたのではと思います。
石材も既存石材を活用して環境にもやさしいお墓リノベーションです。