Category:山崎石材,修復 Posted: 2016.11.27
北海道
滝川市はすっかり雪景色で根雪になりそうです。
先日、なんとか雪が降り続く中、北泉岳寺の義士墓の台座修復を完了させました。
北泉岳寺にある義士墓は、東京高輪にある泉岳寺の義士墓より分土して頂き
拓本などをして忠実に再現した義士墓です。
と言っても、使っている材料は、昭和28年建立という事で、
本体の石は仙台石(稲井石)、台座は登別硬石でした。
仙台石は、全く風化が見られてませんが、台座がかなり風化が進んでいて、
台座の石を取り換えました。(御影石)
石工として祖父が関わっている仕事です。
当時は、人馬一体となり、地元の農家の人達にも助けられて完成した大事業です。
石工:山崎石材三代目 山崎鶴吉
東京 高輪の泉岳寺にて分土
地域の人達と人馬一体で施工
北泉岳寺の当時のご住職が考えていたという梅園予想図
2016年 台座修復完成
上記当時の写真は、提供:北泉岳寺より