気力ってすごいですね。
つい先日、東京在住で、冬から夏の羊蹄山を登りたいと言っていた方の
お誘いで夏の羊蹄山登山をご案内方々登ってきました。
夏の羊蹄山登山は3度目ですが、いつも2度と登りたくない
と思うほど、標高1,898m 登山口からの標高差1,503m 歩行距離13km
の行きはよいよいですが、下山が辛いのです。
そんな中、10年前に登ったことがあるからと
お孫さんと息子さんと3世代で来たという83歳の石狩から
来たおばあ?と登りの3合目くらいで出会いました。
健常者で比較的若者の私が、厳しい登山なのに
本当に山頂まで登れるのかと思いながら
私たちが山頂から下山するときに
なんと山頂まで登ってきておりました。
しかも疲れ果てているかと思いきや、
私たちとすごく元気なおしゃべりができて大感動でした。
恐らく、登山中、行きかう人々に元気と勇気をあたえていた
のではないでしょうか。
今、日本は大変な時代に入ってきて
今後も明るい話題がない?ような雰囲気で
高齢者は社会のお荷物的なような考えもある中で
こんな方々がこれからの日本をひょっとしたら
変えていく力の源になるのではないかと思います。
人に元気をあたえることが、自分の元気につながる。
まさに極限の中でまじかに出会ったという感じです。