黒御影石の魅力を実感する作品です。
昨日の夕方、札幌の大通公園に来たときに、
夜の明かりに鈍く反射する光がとても綺麗だったので、
朝日の中のこの作品を無性に見たくなり来ました。
写真は、まだ薄明るい朝日に、美しく反射する
『ブラック・スライド・マントラ』イサム・ノグチ氏の作品。
スライド・マントラについて、
「この作品は子どもたちのお尻で仕上げられる」
とイサムは語っていたそうです。
その言葉どおり、 高さ3.6メートル、重さ80トンの黒御影石が
約16年の月日の中で、皆さんのおしりによって
今も尚、作品が創られているのですね。