手元供養協会の会長である山崎さんに、京都を案内してもらいました。
といっても、行って来たのは桂坂という、
京都市西京区桂坂地区にある高級住宅街です。
本能寺の変に際して、明智光秀が駆け抜けた間道、
唐櫃越(からとごえ)にも近いところです。
なぜ、ここに来たかというと、約20年前?でしょうか。
山崎会長は、街づくりの仕事をしているときに、30歳代で
初めて手がけたビッグプロジェクトが、桂坂だそうです。
当時、この街づくりをした張本人から案内してもらいながら
歩いたのですが、ここの街の雰囲気が本当に良いのです。
全体が京都の町らしく和の雰囲気なのですが、ところどころに
欧米の良い部分を取り入れております。
例えば、小道で車がスピードを出せないようにする工夫だとか。
数百年前にフランスのルーブル美術館で使用されていた
敷石を移設したりなど、ところどころにある公園は
すべてに違うコンセプトがあり、
家のまわりの小道自体が公園のようになっていたりして、
人が年をとっても、楽しめるように考えられているようです。
全く20年以上も前に創ったとは思えないほど、すばらしい街なんです。
これからは、墓地もこのような、次世代のことも考えた墓地創りが
必要な時代になってくるでしょうね。