今回は、当店で建立していただいたお客様のお墓を紹介いたします。
あの世でもみんなで暮らせるお家をつくりました。
昭和十五年の最盛期には東洋一の金の産出を誇った北海道
「鴻の舞鉱山」の街で生まれ、幼少期にスキーを体験しました。
その後、金は日本国の軍需最優先の時代背景のため、石炭重視となり
山崎家は石炭産出地域の赤平に移住し、戦中・戦後の混乱期を過ごしました。
昭和三十一年には、やっと念願の3段切り替え付き自転車を手に入れたことが
夢のような出来事でした。本当の意味で生活の中に、自由という言葉が
浮かんできたのもこの頃です。そして、幼少期に大好きだったスキーを
また楽しめるようになりました。以来、スキーは人生!と言い切れるくらい
スキーのために人一倍仕事をして、スキーを通じて人間関係をつくり、
スキーを通じて生き方を教わったのです。
お墓に彫りこんだ山の絵の彫刻は、北海道の屋根、大雪山旭岳です。
毎年、何度も通っている思い出の山なんです。
自分の個性を大切にした生き方をしてきた私には、個性的で自由な
お墓が似合う。そして家族みんながあの世でも仲良く一緒に暮らせるお墓に
したいと願い、同じスキーをやっている山崎石材さんのところに行き、
一緒にお墓づくりをとお願いしました。完成したお墓は、予想以上の
出来栄えで、選んだ「石」も大自然を表現しているようで大満足です。
今年も来るスキーシーズンに向け、わくわくしております。
山崎様より
「山崎石材」は、お客様の気持ちを聞いて
共に考える、供養とお墓の専門店です。