北海道滝川市を中心としたプレス空知という新聞に連載コラムを月1回周期で
開始しました。
主題は「終の棲家をもとめて」です。
第一回目の内容をこのブログにも掲載いたします。
連載コラムは、初トライで尚且つこの連載は私自身にも終着点が見えていない
奥の深い題材を選んでしまいました。
近年よく団塊の世代(48年4月~50年3月生まれ)ということがテーマとなってマスコミで多く取り上げられるようになっています。私は64年生れなので、実際にこの世代の方々がどのように考えているのかは良くわかりませんが、戦後、西洋人からはエコノミックアニマルとまで言われ著しい経済成長の中、物質的に豊かになっていった時代、でもひょっとしたら遊ぶ時間もなく働いたことにより心の満足感はまだ?・・・というように思っている方が多いのではと私は思ったりします。
あるアンケート結果では、この世代の40%以上が田舎暮らし・リゾート暮らしを望んでいると聞いたことがあります。老後住みたい№1は沖縄そしてその次に北海道とよくアンケート結果も出ています。
今後、終の棲家として具体的に北海道リサーチが始まる、いやすでに始まっているのでしょう。
私は、実は墓石屋なので終の棲家という言葉を聞くと「リタイア後の家」ではなく「お墓」を連想してしまうのです。でも考えて見てください。田舎暮らし・リゾート暮らしが永遠に続くことは残念ながらないのです。太陽と月・男と女・光と影があるように、生と死が必ずあるのです。昨今のスピリチュアルブームで死後の世界があるように言われてはいますが、絶対あるかどうかは不明だと思います。私は終の棲家とは、今までとは違う時の流れを経験するところであり、次世代に残す何か(生き方・友人・財産・・・etc)を考え・実際に伝えたりする場であるのではないかと考えたりしています。今回のコラムでは、終の棲家とはそのような場であり時間と仮定し、「終の棲家をもとめて」という主題で、私たちが住んでいる愛する北海道のことを中心にコラムを書いていきたいと思います。