今回は、展示場に展示しているデザイン仏壇の一つをご紹介いたします。
真っ赤な仏壇!こんなのありっ?っていう人も多いと思います。
ただ、現代の核家族化が当たり前になっている時代に、
家の中のシンボルというか、手を合わせる環境にない家が多くなっている中で、
このようなあまり仏教色が強くない「祈り壇」?のような仏壇が
あっても良いと私は思います。
そしてこのようなコンパクトな仏壇は、マンションなど比較的狭い住居でも
設置しやすいので、時代にニーズに合っているとも思います。
ともかく、親の背中を見て子は育つと言いますが、親がご先祖様に手を合わせる。
その姿を見て子供は、ご先祖様に敬意を持って育つという環境を作ることは
重要に思います。
人間は、年齢を重ねるごとに考え方が変わっていくと思います。
もし仏教色の強い従来の仏壇が、年齢を増したときに必要になれば、
その時に取り替えても良いと思います。